監督第３作目となる『そこのみにて光輝く』でモントリオール世界映画祭最優秀監督賞をはじめキネマ旬報ベストテン監督賞など昨年度の日本映画賞を総なめにした気鋭の映画監督・呉美保が、どこにでもある町の、複数の家族を描く群像劇に初挑戦！原作は、おとなも子どもも共有できる優れた作品に贈られる文学賞「第28回坪田譲治文学賞」、2013年本屋大賞第４位に輝いた「きみはいい子」（著：中脇初枝〈ポプラ社刊〉）。高良健吾、尾野真千子、池脇千鶴、高橋和也、富田靖子らが出演し、現代社会が抱える複雑な問題を通して、人が人を愛することの大切さを描き出す。

STORY

真面目だがクラスの問題に正面から向き合えない新米教師、幼い頃に受けた暴力がトラウマになり自分の子どもを傷つけてしまう母親、小学校へと続く坂道の家にひとりで暮らす老人…。とあるひとつの町で、それぞれに暮らす人々が、さまざまな局面で交差し、新たな一歩を踏み出す。

DATA

● 監督／呉美保　　

● 出演／高良健吾、尾野真千子、池脇千鶴、高橋和也、富田靖子…ほか