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DVD情報

     ●上映時間:2時間13分 ●配給:ビターズ・エンド

  希望の国

CINEMASCOOP >>> 10月公開のオススメ映画

突然おとずれた不安、痛み、苦しみ、別れ……。ただ愛するものを守りたい

それでも世界は美しい

園子温度『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』監督最新作

『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』『ヒミズ』で“性”“暴力”などのタブーを暴き続けてきた園子温が、“原発とともに生きざるをえない日本”をフィクションとして描き出す。

CHECK▶他人事ではない起こりうる事態を描く



“原発”をテーマにした本作を撮影するため、園監督は実際に被災地で取材を重ね、見聞きした事実をもとにオリジナル脚本を執筆。フィクションでありながら、未曾有の事態に巻き込まれた人々の“情感”を克明に記録し、“生”や“尊厳”を鮮やかに描写する。マーラーの交響曲第10番第一楽章「アダージョ」の妙なる調べとともに、静謐で美しい映像がとらえるのは、震災後の新たな日常と懸命に格闘する家族のひたむきなたたずまいだ。激しく力強い筆致と、全編にあふれる詩情。はたして彼らは絶望の中に光を見つけ出せるのだろうか。



CHECK▶日本映画界を支える名優たちの熱演



主人公の小野泰彦を演じるのは、日本映画に欠かせない名バイプレイヤー・夏八木勲。泰彦の妻・智恵子に、数多くの名演を披露してきた大谷直子。この2人の熱演が深い感動を呼ぶ。息子の洋一には個性派俳優・村上淳が扮し、その妻・いずみを園作品の常連・神楽坂恵が演じる。鈴木家の父と母にでんでんと筒井真理子、その息子と恋人に清水優と梶原ひかり。セリフや出番の少ない役柄ながら、園監督の呼び掛けに応えて、伊勢谷友介、吹越満、占部房子、大鶴義丹、田中哲司らが出演しているのも見逃せない。


  


STORY

ある家族の生き様と尊厳の物語


東日本大震災から数年後の日本のとある町。小野家と鈴木家は隣り合い、つつましくも幸せに暮らしていた。ある日、大震災が発生、それに続く原発事故が、生活を一変させる。原発から半径20キロ圏内が警戒区域に指定され、強制的に家を追われる鈴木家と、道路ひとつ隔てただけで避難区域外となる小野家。そんな中、小野家の息子・洋一の妻・いずみが妊娠、子を守りたい一心から、放射能への恐怖を募らせていく。


DATA

脚本・監督●園子温

出演●夏八木勲、大谷直子、村上淳、神楽坂恵、清水優、梶原ひかり/筒井真理子、 でんでん…ほか

 

10月20日(土)よりミッドランドスクエアシネマ、ミッドランドシネマ名古屋空港にてROADSHOW

 第37回トロント国際映画祭 最優秀アジア映画賞

 第17回釜山国際映画祭 アジア映画の窓部門

映画ニュースhttp://ameblo.jp/mottomovie/theme-10023487443.html