●上映時間:2時間24分 ●配給:東宝   PG12

  終の信託

CINEMASCOOP >>> 10月公開のオススメ映画

これが周防流ラブストーリー

愛と死を超える魂の慟哭 

『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』

周防正行監督最新作

CHECK▶濃密な空気を放つ「映画らしい映画」



『Shall we ダンス?』(1996年)は日本アカデミー賞全部門を制覇し、ハリウッドでもリメイク。『それでもボクはやってない』(2007年)では主要映画賞30冠を達成。日本を代表する映画監督・周防正行が今回、世に送り出すのは、愛と死に直面した人間を冷静な視点で最後まで描ききった真のラブストーリー。終末医療の現場で起こる生死をめぐる問題の数々。知られざる検事室での聴取。数奇な運命に翻弄される女医…。現役弁護士・朔立木の同名小説を原作に、監督自らが大胆に脚本化、端正で冴えわたる演出で2時間を超える長尺を一気に見せる。スクリーンから立ち上がってくる人間の思い、時に息苦しさを覚え、時には解放されながら、圧倒的な力で映画に引き込まれるはずだ。




CHECK▶草刈民代×役所広司 16年ぶりに再共演!



出演は『Shall we ダンス?』以来16年ぶりのコンビとなる草刈民代と役所広司。作品のカラーがコミカルからシリアスへと真逆になっているので、再共演とはいうものの2人の印象はまったく違って見えるはずだ。弱さと強さの両面を持つ女医役を演じた草刈民代、重篤な病を抱える患者の病状を迫真の演技でみせる役所広司、2人の熱演に注目だ。さらに浅野忠信、大沢たかおという日本映画界最高の豪華俳優陣が周防組に集結し、普段は見せないダークサイドな一面を披露している。愛とは何か?命の重さとは?そんな問いさえもはるかに超える息詰まる展開と衝撃の結末。人は愛を裁くことが出来るのか?




CHECK▶名古屋と四日市がロケ地として登場!



検察庁のシーンで使われたのが名古屋市庁舎。待合室のほか、検察庁の外観、廊下、受付などもここで撮影されている。また劇中、江木が生まれ育った満州を思い出す天音川は四日市の鈴鹿川河口で撮影。綾乃と江木が腰掛ける流木は、直前の台風で流れ着いた映画の神様の贈り物。そのままこの流木を活かして撮影が行われた。


STORY

折井綾乃(草刈民代)は、患者からの評判も良い、呼吸器内科のエリート医師。しかし、長い間、不倫関係にあった同僚医師の高井(浅野忠信)に捨てられ、失意のあまり自殺未遂騒動を起こしてしまう。そんな綾乃の心の傷を癒したのは重度の喘息を患い入退院を繰り返していた江木秦三(役所広司)の優しさだった。綾乃と江木は心の内を語りあい、医師と患者の枠を超えた深い絆で結ばれる。しかし、江木の病状は悪化していった。自分の死期が迫っていることを自覚した江木は綾乃に懇願する。「信頼できるのは先生だけだ。最後のときは早く楽にしてほしい」と。2か月後、江木は心肺停止状態に陥る。江木との約束通り延命治療を中止するのか、患者の命がある限り延命の努力を続けるのか…。「愛」と「医療」の狭間に揺れる綾乃は重大な決断を下す!3年後、その決断が刑事事件に発展する。検察官・塚原(大沢たかお)は綾乃を殺人罪で厳しく追及。綾乃も強い意志でその追及に応えるが…。


DATA

監督・脚本●周防正行

原作●朔 立木(光文社文庫)

出演●草刈民代、役所広司、浅野忠信、大沢たかお…ほか

 

10月27日(土)よりミッドランドスクエアシネマほかROADSHOW

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