●上映時間：1時間58分 ●配給：東宝

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2010年9月にシリーズ完結編として公開され、同年の日本実写映画No.1となる興行収入80.4億円の大ヒットを記録した前作『THE LAST MESSAGE 海猿』から2年。続編を望む多くのファンの声に後押しされ、「海猿」シリーズがスケールアップして復活！今回描かれるのは、佐藤秀峰による原作コミック「海猿」の最大の海難事故にして、最高のエピソードとされるジャンボ機海上着水。メガホンを執るのは、『海猿』全作を手掛けている羽住英一郎。リアルな迫力を追求するためジャンボジェット機のコックピット部分とキャビン部分を実寸大のセットで再現！航空機事故においての各省庁・各関係機関の動きも綿密な取材に基づいて構成。これまで以上にディテールにこだわり、圧倒的な臨場感が生み出された。

そのスケール感は、過去のシリーズのみならず、現在の日本映画界においても間違いなく史上最高。そして、ジャンボジェット機の海上着水に際して、未曾有の事態を呆然と受け止めるしかなかった様々な立場の人々が、ひとりまたひとりと立ち上がっていく様子が人間ドラマとしてのスケール感も生み出している。緊張感たっぷりの救命シーンから目が離せない。

羽住英一郎監督の下、伊藤英明を始め、加藤あい、佐藤隆太、三浦翔平、時任三郎ら主要キャストは続投。そして新たに平山浩行、伊原剛志のほか、仲里依紗が出演する。前作から2年後が舞台となっており、仙崎大輔（伊藤英明）は自ら志願した「特殊救難隊」で後輩の吉岡（佐藤隆太）と共に海難救助の最前線で、日々充実した毎日を送っている。そして大輔の妻・環菜（加藤あい）は2人目の子を身ごもり、吉岡にはキャビンアテンダントの美香（仲里依紗）という恋人が出来ているという設定だ。