本作『ヒミズ』は、ギャグ漫画「行け!稲中卓球部」で人気を博した古谷実が、ギャグを封印して若者の心の暗部を浮き彫りにした原作コミックを、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』の鬼才・園子温監督が実写映画化した作品。ごく普通に生きることを願っていた祐一と、愛する人と守り守られ生きていくことを夢見る景子。ともに15歳の2人の日常が、ある事件をきっかけに絶望と狂気に満ちたものへと変わっていく様子を描く。主演は『パンドラの匣』の染谷将太と、『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』の二階堂ふみ。2011年・第64回ベネチア国際映画祭では、染谷と二階堂がそろってマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞するという快挙を遂げた。
猛々しく凶暴にして、壮絶に切なく、圧倒的な感動で観る者すべての心を揺さぶる衝撃作が、どのようにして作られていったのか? キャンペーンで来名した染谷将太に撮影エピソードを訊いた。
▲『ヒミズ』染谷将太インタビュー動画

★『ヒミズ』1/14(土)→センチュリーシネマほか
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